個性豊かな日本のグッドデザイン
-『クロワッサン×コロカル お取り寄せBOOK』

世界的に活躍するスペインのデザイナー、ハイメ・アジョンと、石川県特産の九谷焼の窯元、上出長右衛門窯とのコラボレーションによって生まれた醤油さし。毎日の食卓を明るく楽しくしてくれそうな、なんとも言えずかわいらしいたたずまい。インテリアとしても抜群の存在感で、何度も試行錯誤を繰り返してでき上がったというのも納得。和の技術と洋のセンスが細部にまで生かされていて、伝統を重んじながら現代の感性も積極的に取り入れている窯元らしい一品です。本体と受け皿がセットになっています。

世の中においしいアイスは数あれど、アイスをおいしく味わうためにつくられたスプーンは、なかなかありません。富山県の高田製作所と、建築家・デザイナーの寺田尚樹がコラボレートして誕生した「<15.0%>アイスクリームスプーン」は、アルミニウムの熱伝導率の高さをいかし、手の体温でアイスを溶かしながらすくい出すことを可能にしたスプーン。手の平になじむふっくらとした形のスプーンを包み込むように持てば、冷凍庫から取り出したばかりのアイスも理想的ななめらかさに。
先端がタマゴ型の形状の「バニラ」は、どんなアイスにも対応。
先端がフォーク状になった「ストロベリー」はソルベやジェラートを撹拌するのに最適です。
先端が角ばった「チョコレート」はカップの底にフィットし、最後のひとくちまでアイスをしっかりすくえる仕様。
とろける幸せを運んでくれるとっておきのスプーン、アイス好きなあの人へのプレゼントにぜひどうぞ。

grafとプロダクトデザイナーの戸田祐希利さん(「暮らすひと暮らすところ」)のコラボレーションによる、真ちゅうでつくられたタマネギです。野菜や果物、自然の造形物を真ちゅうに置きかえて、日々の料理や食卓に上品なユーモアを運んでくれる「cut piece」のシリーズ。タマネギの中身は分解して、大きさに合わせて使い分けられる鍋敷きになります。味わいのある真ちゅうの質感と、リアルなタマネギというモチーフの取り合わせが、なんとも味わいのある存在感を醸し出しています。

佐賀県嬉野市の肥前吉田焼に新登場の磁器ブランド、224 porcelain。こちらで見つけた注目株が、カフェハット。その名の通り、帽子のようなかたちをしたコーヒーフィルターは、ペーパー不要のセラミック製。遠赤外線効果とミクロの穴が、水のカルキ臭や不純物を取り除いて、まろやかで飲みやすいコーヒーが味わえます。コーヒーを淹れるだけでなく、浄水器がわりに使うのもおすすめ。コースターは白、赤、瑠璃の3色をラインナップ。