- 及川卓也/コロカル編集長 岩手県出身。米ものが好き。ご飯も日本酒もぬか漬けも。
- 榎本市子/編集担当 東京都国分寺市出身。好きな駅弁は米沢牛の「牛肉どまん中」。
- 滝戸ドリタ/クリエイティブディレクター 東京生まれ静岡育ち。コーラとせんべいが源。
- 齋藤あきこ/編集担当 宮城県角田市出身。亘理町(宮城)の「はらこめし」が好き。
- 海老原悠/編集担当 生まれも育ちも彩の国埼玉で、無類の麺好き。
- 塚原加奈子/編集担当 茨城県鹿嶋市出身。りんごとカステラには目がない。
- 絹川憲人/Webディレター 岐阜県飛騨市出身。好きな食べ物は飛騨の「こもどうふ」。
- 山口徹花/フォトグラファー 東京都杉並区出身。しらす干しとイクラが好き。
コロカル編集部のおためしグルメ・第2回は、
「カナール 国産鴨鍋ラーメンセット」「キュルノンチュエ ソーセージセット」
「タケダワイナリー ワイン3本セット」の3商品。
今回も、楽しくておいしい時間のはじまりはじまり。
鴨肉&ふわふわの鴨つみれが絶品
〆のラーメンはやみつきに。
鴨などの水鳥の飛来地である日本の湖畔地域では、
昔から鴨鍋が食べられてきたのだそうです。
「カナール」が拠点とする、島根県北部の宍道湖もそのひとつ。
カナールでは土地に根づいてきた鴨料理の文化を全国へ発信しています。
確かに、鴨南蛮以外、あまり鴨料理に馴染みがない編集部員。
見慣れない鴨肉を凝視。鍋セットに同封入っていた説明書を見ながら、
コロカル料理部長の齋藤さんが準備してくれました!
ちなみに、「カナール」の鴨鍋セットは、鴨肉のほか、鴨つみれに、
オリジナルのスープがついていて、野菜は好みのものをプラス。
編集部では長ネギ、しいたけ、セリ、ごぼうなどを加えました!
鴨肉は鉄分が多く、熱を加えすぎると硬くなってしまうということで、
弱火でしゃぶしゃぶにしていただくのがカナール流。
そして、鴨のコクがしみ出したスープで〆のラーメンを食べます!
国産合鴨ロース肉、鴨つみれ、スープ、ラーメンがセットになって冷凍便で届きます。鴨肉やつみれは冷水につけて20分ほどで解凍できました。編集部員8人でそれぞれお椀に1~2杯、ラーメンも1杯ずついただきました!
齋藤: おいしいですね! つみれふわふわ。 しかもこの鍋、何段階も楽しめるところもいいですね。しゃぶしゃぶ→肉団子→最後にラーメンと。
榎本: ネギも合うんだけど、セリが鴨に合いますね。おいしい!
山口: 私、おいしいと知人から聞いてこの鍋セットを年末に親に送ったことがあるんです。年末と言えば、「鴨」かなと思って(笑)。こんなにおいしかったんですね。よかった。
(ひととおり食べたら、齋藤さんがラーメンをつくってくれました)
海老原: おいしい! スープには結構脂が浮いているのに、さっぱりしています。だけど、鴨の旨味が絶妙。あと煮立てても麺が“くたくた”にならないですね。
ドリタ: 鴨肉も、独特のくさみがほとんどない! 実は私、鴨が苦手で普段は食べられないんですけど、これはおいしかった!
海老原: 実は私もそうなんです(笑)。でも全然平気でした。つみれがおいしかったな。 年末に鴨鍋っていいですね。ちょっとリッチな気分!
肉の旨味がギュッと詰まった
岐阜・高山のソーセージセット
包みを開けた瞬間から香る濃厚な肉の匂い!
「キュルノンチュエ」の乾燥ソーセージに大騒ぎの編集部メンバーです。
このソーセージセットがつくられているのは岐阜県の山深い、高山市清見町。
オーナーが修業を積んだフランスのジュラ山地と
気候条件がよく似ていることから「燻製づくりには最適の場所」として、
この地を選んだそうです。
豊かな自然環境のなかで育まれた本場さながらの“山の燻製”。
芳醇な香りの乾燥ソーセージはいったいどんな味なんでしょう。
キュルノンチュエ自慢の白かび熟成の乾燥ソーセージは、チーズのような独特の風味にハマってしまうファンが多いとか。ほかにも乾燥ソーセージ2種、バラ肉燻製、計4種類のセットです。
ドリタ: (箱をあけて)、わー、パッケージが凝ってる。かわいい。まだ包み紙も開いていないのに、すっごい肉の匂いがする!
齋藤: 本当だ!すごい。肉の旨味が凝縮したような、嗅いだことのない香り。白カビのソーセージは、チーズのような匂いもする。本当にいい匂い。
山口: みんな匂いだけで盛り上がってますね(笑)。では、いただきます! おいしい!これはワインが飲みたくなる。すてきなパッケージだから贈り物にいいね。
ドリタ: そうなんですよ! なんか、あけるときにすごいワクワクしました。この商品は岐阜のものだけど、絹川さん知っていました?
絹川: いや、つくられている場所の清見町は地元とすごく近いけど、こんなところがあるなんて全然知らなかった! 清見はすっごい山奥だよ。まぁ、岐阜自体が山奥だけど(笑)。それにしてもこれ、うまい! すげー。
海老原: 脂の旨味が、じわじわ出てくるかんじですね。止まらない!
100%山形県産ぶどうからつくる
国産ワイナリーのこだわり
ワインというと、やっぱり歴史を持つ輸入ものに目を向けがちですが、
最近は、国産ワインの評価がじわじわあがっていますね。そのなかでも、
山形県のタケダワイナリーは大正9年にワインづくりを始めた老舗。
しかも、開園以来、自社農園のぶどう、
もしくは山形産ぶどうしか使用したことがないんだそうです。
ワイン好きのメンバーも、普段はワインを飲まないというメンバーにも、
不思議と舌に合ってしまうおいしさでした!
「サン・フスル 赤」はスパイシーでわずかな発泡が特徴。「サン・スフル 白(発砲)」は酵母が生み出した炭酸ガスが溶け込んだワイン。そして、収穫したてのぶどうを人工凍結し、濃縮果汁を使った人気の「蔵王スターアイスワイン」の3本セット。
ドリタ: アイスワイン、おいしい。ワイン全然飲めないけどこのアイスワインはおいしいな。そもそも、アイスワインってどんなもの?
海老原: 本来は氷結して甘みが濃縮された葡萄からつくるワインのことで、簡単に言うと甘いワインです。でも、甘さが強すぎるものが多いんですが、このアイスワインはすっきとした甘さでおいしい!
及川: これで甘さひかえめ(笑)!? おれは、発泡の白ワインが好きだな。おいしい。
絹川: (アイスワインをひと口飲んで)あまっ! こっちの赤ワインが、うまい! 微発泡なんだよね。重いってかんじもしなくて。でも、軽さだけじゃないコクがあるというか。ワインなんてほとんど飲まないけど、これはいい!
塚原: この絶妙なコクが今日の鴨鍋にもよく合いますよね。 日本食に合うワインなのかも。この赤ワインは、本当においしい。また飲みたい!
終始「おいしい」「うまい」と発していた編集部員たち。
まだまだ知らない日本のおいしさに出会った試食会でした。
家で楽しんだあとは、それらが育まれた土地へも訪れたいものです!
及川: 鴨、うまいね。 あとこのつみれ、うまいな。