アンアンやハナコを刊行するマガジンハウスのWebマガジン「colocal コロカル」と「リンベル」による、
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「丸徳海苔」は60年以上の歴史を持つ、味付け海苔メーカー。
現在は、海苔製品の製造に加えて、自社製品をはじめとした
さまざまな日本の伝統的食文化を伝えていきたいと独自のオンラインショップを設立し、
瀬戸内、西日本の安全でおいしいものを発信しています。

丸徳海苔がある広島・瀬戸内海は、日本一の牡蠣の産地でもあります。
なかでも厳島神社で知られる宮島周辺は、広島県の一級河川である
太田川、小瀬川、隣接する山口県の今津川に挟まれ、
加えて原生林の残る宮島の山水が直接流れ込む海域。
良質のプランクトンと山の恵みがたっぷり含まれた海水が、
牡蠣の養殖環境としては最適の漁場なのです。

そんな豊かな栄養分を含んで育った広島牡蠣は、
ぷっくりとした身と濃厚かつ繊細な味わいが特徴。
その特徴を損なうことなく、おいしく保存可能な状態に加工したのが、
「ひろしま牡蠣のコンフィ」です。

コンフィに使用している牡蠣は、宮島対岸の大野で養殖しているもの。
寒さが厳しくなる頃が、牡蠣の水揚げシーズン。
牡蠣の殻から身を外す作業は、いまでも手作業です。
そうしたむき身の牡蠣をオイル漬けした商品は数多くありますが、
オイル漬けにするとどうしても身が縮んでしまい、
せっかくの牡蠣本来の食感や旨味を表現できなくなってしまう。
もう少し生に近いおいしさを楽しめるようにはならないものか……。
そんな想いがこの商品が誕生したきっかけでした。
たどりついたのは、真空調理法。
オイルと調味料を真空密封してじっくり低温で火を通すので、
素材本来の風味や旨味をとじこめ食感も損なわず、
ふっくらとした牡蠣の旨味をそのまま味わうことができます。