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作り手のものがたり

漆工房 大島

使うことが楽しくなるような独創的な漆器を目指して

生活に溶け込むような柔らかくきれいな形をもつ、
普段使いの漆器をつくっている「漆工房 大島」は、
明治38年(1905年)にろくろ木地業として創業しました。
漆工房 大島が目指しているのは、使うのはもちろん、
つくることも楽しくなるような独創的な漆器。
木の自然な歪みをそのままいかしたり、
石川県内の若手デザイナーたちと共同で商品開発を行うなど、
つくり手自らが楽しんでできあがった漆器は、
不思議なことに使うほうにも自然とその面白みが伝わります。

日常的に使いたい漆器、使ってみたい漆器について、
利用者の幅広い意見を取り入れて企画することも多く、
この過程があることで、使う人がより満足できるだけでなく、
漆器の特徴や企画された背景を十分に伝えることができるのです。
使う木材は、あくまでも国産。それを証明するために、20年以上前から
使用木材や各工程の担当者が記載されたしおりを商品に同封しています。
業界の慣例上、職人の名前は表に出ない傾向にありますが、
しおりに名前が掲載されることで、職人の意識向上にもつながるのだそう。

日本人はその昔、ご飯を食べるときは木のお椀を用いていました。
「コットン楽椀」は、昔のようにもう一度、木の温もりを感じながら
お椀でご飯を食べてほしいとの思いで開発された商品。
木材は丈夫で狂いの少ない(高級材として知られる)ミズメ(梓)を使用。
木地をろくろに固定して回転させながら削る、山中漆器ならではの
加飾挽きという加工をいかした仕上がりになっています。
漆工房 大島が開発したオリジナルの加飾挽きが、細く浅い筋「コットン筋」です。
お椀の内側と外側両方に細かく入ったコットン筋は、単なる模様ではありません。
この筋があることでご飯をおいしく感じられるだけでなく、
滑り止めの効果もあり、傷が目立ちにくくなっているのです。
ちなみに名前の由来は、コットンのように、よそ行きではなく
普段着の器として使ってほしいという思いから。
そんな遊び心もステキです。

漆工房 大島 石川県の工芸品、山中漆器「コットン楽椀 12」

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コットンを羽織る感覚で
いつも使いたくなる
心地よさが魅力です
石川のしな

商品名:
漆工房 大島 石川県の工芸品、山中漆器「コットン楽椀 12」

価格:
4,290 円(税込)

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獲得ポイント: 42 pt
お申し込み番号:
014C-030
商品内容 ●サイズ(約):口径12×高さ6cm
●材質:天然木(漆塗装)
●日本製
●ハコサイズ(約):13×13×7cm

2個以上ご購入の場合はお届け先が1ヵ所なら、1個分の送料でお届けします。

石川県の特産品、山中漆器のお椀。普段着としてコットン素材の服を着るシーンが多いように、日常使いの器にしてほしいという思いから名づけられた漆器です。汁椀として使ってもいいですが、機能性をより感じられるのは、飯椀として使ったとき。お椀に細かく刻まれた「コットン筋」に余分な水分が逃げることで、ご飯がべたつきにくく、ふっくらとした食感を楽しめます。新米だと、ひときわそれを実感できるはず。コットン筋はデザイン的な美しさをプラスしているだけでなく、傷が目立ちにくいうえ、滑り止めの効果も。職人の技術が詰まっているのに、カジュアルに使えるというギャップが大きな魅力です。女性や小学校高学年以上の子どもにおすすめの、やや小ぶりのサイズです。
お申し込み番号:
014C-030
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