アンアンやハナコを刊行するマガジンハウスのWebマガジン「colocal コロカル」と「リンベル」による、
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岩手県産株式会社は、岩手県の特産品を広めて
産業を活性化させることを目的として、
昭和39年(1964年)に創設されました。
地場産品の販路拡大を目的とした第三セクターとしては、
日本で初めて設立された記念すべき会社です。

東日本大震災をきっかけに生まれた商品が、
サバのオリーブオイル漬け「a va?(サヴァ)缶」です。
「東の食の会」は震災被害を受けた地域の食の復興と、
長期的支援を目的に立ち上げられた団体で、
「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」
をキャッチフレーズにして商品開発、販売促進などを行っています。
その東の食の会が、Yahoo! JAPANとともに立ち上げたのが
「三陸フィッシャーマンプロジェクト」。
こちらは水産業に関わる人たちが新しいブランド価値を発信して、
新たな水産業を創造する取り組みを行っています。
a va?(サヴァ)缶は、これら2社と岩手県産株式会社の
共同プロジェクトによって開発されました。

缶詰のおつまみはいまや定番となっていますが、
女性も抵抗なく気軽に食べられるような缶詰があってもいいはず、
という発想のもとに生まれたこの商品。
サバ缶といえば水煮やみそ煮がおなじみですが、
オリーブオイルに漬け込むことで女性好みの味に。
中身だけでなく見た目も重視して、インテリアにもなるような
デザイン性の高いポップなパッケージを実現。
いままでにない、おしゃれな缶詰ができあがりました。
そしてやっぱり気になるのが、ネーミング。
フランス語の「サヴァ?(元気?)」というあいさつになぞらえて、
被災地から「元気ですか?」と全国へ向けて
声をかけているイメージで命名されたそうです。