人気連載の筆者が運営する手づくり野菜とカフェ
コロカルの人気連載「小豆島日記」。
筆者である三村ひかりさんが、ご主人とひとり娘の家族3人で小豆島に移住し、
自分たちの手でいろいろなものをつくりながら暮らす
日々のようすを綴ってくれています。
島のお友だちにも手伝ってもらいながら野菜を収穫。
それまで都会で会社勤めをしていた三村さんは、
自分たちで仕事をつくっていこう、生きること自体を働くことにしよう、
そんな思いで小豆島に移住したといいます。
小豆島の肥土山(ひとやま)という里山の集落に移住した三村さん夫妻は
「HOMEMAKERS」を立ち上げ、自分たちの住む築120年の民家を改装し、
カフェをオープンすることにしました。
自宅の一部を改装してカフェに。
そんな三村さんたちの暮らしのベースになっているのが、農業。
といっても、それまで農業をしていたわけではないので、
自分たちで農業を学び、家のすぐ隣にある畑を耕し、苗を植え、
草をむしり、自分たちの手でていねいに野菜をつくり始めました。
いまでは季節によってさまざまな作物を収穫できるまでになり、
島外のマルシェで出張販売することもあります。
大根も立派に育ちました。
夏にはナスやキュウリ、秋冬には小松菜、赤軸ほうれん草、大根など。
季節によってこんなにも畑の風景は変わるものなのだと、実感するそうです。
また自分たちで種から育てた生姜を収穫し、
その生姜でジンジャーシロップをつくるなんてことも。
以前はジンジャーエールが何でできているか知らなかった三村さんが、
いまでは自分で一からつくることを楽しんでいます。
色とりどりの野菜をサラダで。