コロカル商店の定番
〈グッドデザインと新しいものづくり〉
-『クロワッサン×コロカル お取り寄せBOOK vol.3』

明暦元年(1655年)に誕生し、いまもなお石川県を代表する伝統工芸としてつくられ続けている九谷焼。その九谷焼に独自の断面形状を施した「hiracle(ひらくる)さくら小皿」。お醤油やソースを注ぐと桜の模様が浮かび上がる、和洋食問わず活躍しそうなシンプルなデザインの小皿です。少量でも模様がきれいに浮かび上がる仕様となっているので、食事だけでなくおやつの時間にも重宝しそう。透明感のあるホワイトと、優しげな色合いのピンクの紅白セットとなっているので、お祝いの品におすすめ。ご結婚された方へ、夫婦茶碗ならぬ“夫婦小皿”としてプレゼントしたら喜ばれそうな一品です。

世の中においしいアイスは数あれど、アイスをおいしく味わうためにつくられたスプーンは、なかなかありません。富山県の高田製作所と、建築家・デザイナーの寺田尚樹がコラボレートして誕生した「<15.0%>アイスクリームスプーン」は、アルミニウムの熱伝導率の高さをいかし、手の体温でアイスを溶かしながらすくい出すことを可能にしたスプーン。手の平になじむふっくらとした形のスプーンを包み込むように持てば、冷凍庫から取り出したばかりのアイスも理想的ななめらかさに。
先端がタマゴ型の形状の「バニラ」は、どんなアイスにも対応。
先端がフォーク状になった「ストロベリー」はソルベやジェラートを撹拌するのに最適です。
先端が角ばった「チョコレート」はカップの底にフィットし、最後のひとくちまでアイスをしっかりすくえる仕様。
とろける幸せを運んでくれるとっておきのスプーン、アイス好きなあの人へのプレゼントにぜひどうぞ。

シンプルでありながらしっとりとした華やかさのある、花モチーフのペアプレート。1647年から続く陶器メーカー・百田陶園が手掛けるブランド、1616/arita japan(イチロクイチロク)のものです。独特のライトグレーは、高密度の陶土を使用しているから。この陶土が極薄で繊細な雰囲気と丈夫さの両立を実現しています。直径16.5cmのやや小ぶりなサイズは、料理の盛り皿としてはもちろん、飾り皿としてインテリア使いするのにもおすすめ。ざらりとしたマットな質感が、甘さをほどよく抑えてノーブルかつ洗練された表情に。電子レンジもオーブンも使用可、という使い勝手の良さも魅力です。