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作り手のものがたり

made in west/神藤タオル

明治40年創業の老舗が育む、新しいタオル。

日本のタオル産業発祥の地と言われる大阪府泉佐野市・泉州地域で、
注目を集めているのが、神藤タオル株式会社だ。
明治40年から製造工程や原料にこだわった上質なタオルを生産している。
工場に入ると、あちこちからガシャン、ガシャンと大きな音が聞こえる。
ここで日々せわしなく働いているのは、新旧3種類の織機だ。
最新のエアー織機を半年前に導入したことで
量産にも対応できるようになったが、古株の織機もフル稼働。
そう、弱冠29歳の社長・神藤貴志さんが教えてくれた。
社長職に就いて1年半、業界8年目の若手である。
先代のおじいさまから経営を引き継いだ。


社長の神藤さん。

通常、綿には油分やロウなどの不純物が入っていて、その状態では水を吸わない。
そこで、タオルの場合はそれらを取り除くために「さらし」という工程を経る。
糸の状態で先にさらしをかけることを「さきざらし」、
タオルのかたちに仕上げたばかりの「なま生地」をさらしにかける工程を
「あとざらし」と呼ぶ。この「あとざらし」が、泉州タオルの特徴だ。
織り上がったあとにさらしにかけることで吸水性が上がり、肌触りの良さが際立つ。

神藤さんがまだ営業として勉強中だったころに、
自社の新たな商品として開発したのが、「2.5重タオル」。
泉州タオルに代々伝わる、変則的な特殊ガーゼ織りを駆使し
ガーゼの優しい手触りを残しながらも、
いままでのタオルにない薄さと軽さを同時に実現した。
「開発した頃は、多少商品のことがわかってきた、という程度でした。
でも、わかり切っていたら新しいアイデアはあまり出てこないんです。
わからないなりに『こんな商品をつくることはできないか』と現場に尋ねて
『それはちょっと難しいなあ』『何かやり方はないですか?』
『じゃあ、こういうふうにつくるか』という掛け合いから生まれたのがこの商品。
祖父も『新しいことはどんどんやりなさい』という考えの人だったので、
前向きに新しい商品開発に取り組むという土台が現場にもあったんです」


工場の中で2番目に古い、レピア織機。これで2.5重タオルが織られる。

しかし、2.5重タオルの製品については絶対的な自信があったものの
生産効率も悪く、タオル業界の人間からすれば「よいかどうかわからない」代物。
展示会に出しても「どう売ったらいいのか……」と首をひねる会社が多く、
一時はお蔵入りになりかけたという。

そんな時、神藤さんに声をかけたのが
「made in west」というプロジェクトを展開中の、
大阪を拠点とするオプスデザインだ。
made in westは、関西の企業が培ってきたものづくりの技術を生かし、
新しいデザインを提案していこうというプロジェクト。
当時はまだ商品化されていなかった2.5重タオルが、
ここで初めて日の目を見ることになる。

「サンプルは基本的に白無地で作るのですが、
味気なくて展示会でも反応が良くなかったんです。
これはどうすれば売れるのか、想像がつかなかったんですよね。
プリントするとガーゼの風合いも消えてしまうし、
そもそも柄をどうすればいいのかもわからなかったんです」

そこで「made in west」が、泉州タオルのつくり方、そしてサイズの考え方、
さらに吸収力や速乾性などの特長を神藤さんにヒアリングし
素地のタオルそのままの良さを活かした商品を一緒につくり上げていった

色は、タオルとして吸収力が最も高い「白」を採用。
また、通常タオルの定番規格はウォッシュ、フェイス、バスの3種類だが、
「made in west」で最初に商品化した2.5重タオルは、
気軽に使いやすい、バスタオルより少し小さいMサイズと、
バスタオルより少し大きいLサイズだった。
Lサイズは、大きめのバスタオルとしても充分使い勝手がよく、
2.5重タオルのさらりとやわらかい触り心地から、
夏場の寝床ではタオルケットとしても機能する。

また、同じ素材を使って、ストールにもなるタオルも誕生。
首に巻いても肌触りがよく、ストレスもゼロだ。
徐々に小売りやセレクトショップなどからもニーズが高まり、売れ行きは順調だという。
「これを見ていままでのお客様も『面白いやん』『こういう風合いもいいね』と
言ってくださるようになりました。
業界内で企画を担当されている方への認知度も高まっていて、うれしい限りです」

2.5重タオルは、工場で2番目に古いレピア織機を使って織られる。
猛スピードで回転していく最新の織機だと大量生産には向くが、
2.5重のやわらかい風合いを出そうとすると糸の調節が難しく
古い織機との相性がいいようだ。
「バスタオルだと1日に20枚程度しかつくることができず、
納期が遅くなることでご迷惑をおかけしているのですが、
それも納得していただいたうえでお受けしています。
量産をメインにすると、どうしても価格の競争になってしまう。
それは僕たちの本意ではないので、これからもこの2.5重タオルのように
時間がかかっても、値段が割高であっても、他の会社ではできない、
新しい商品をつくっていきたいと思っています」


織り機を熟知する現場の職人のみなさん。

made in west 泉州タオル2.5重ガーゼ YETIタオル(マフラー)

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ストールとしても使える
アウトドアにぴったりな
心地よいガーゼタオル
大阪のしな

商品名:
made in west 泉州タオル2.5重ガーゼ YETIタオル(マフラー)

価格:
1,512 円(税込)

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お申し込み番号:
011C-052~011C-053
商品内容 ●サイズ(約):30×115cm
●素材:綿100%
●日本製
●ハコサイズ(約)19×15×11cm
※本商品はご注文からお届けまでに、15日程度お時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。

2個以上ご購入の場合はお届け先が1ヵ所なら、1個分の送料でお届けします。

明治20年に日本のタオル産業が発祥した大阪府南部の泉州地域。この地でつくられるタオルは「泉州タオル」と呼ばれ、織ったあとで洗いをかける「後さらし」という伝統の工程により、清潔で吸水性と速乾性にすぐれているのが特長です。創業100年を超える老舗の神藤タオルが開発した、変則的な特殊ガーゼ織りによる2重でも3重でもない「2.5重タオル」は、かさばらず、ごわつかないのに、吸水性がよく、ふんわりほどよいボリューム。この心地よさをアウトドアでも感じてほしいという思いからつくられたのが、made in westのアウトドアライン「YETI」のタグが入ったタオル。野外で使われるシーンを想定し、カラーリングは落ち着いたトーンに。タオルフェイスは通常のサイズよりも細長く、ストールとして使うのもおすすめ。サラリとした肌触りでムレにくく、癖になる心地よさです。

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